■アルカリシリカ反応抑制
コンクリート技士試験の過去問題の
前半でよく出題されるセメントの構成問題に関してですが、
過去のH24年度の試験では、アルカリシリカ反応抑制に
関する問題がでていました。(問題2、問題43)
アルカリシリカ反応を
抑制するセメントはずばり、
高炉セメントもしくは、フライアッシュセメントで、
しかもB種もしくはC種が、アルカリシリカ反応を抑制する
セメントとなっています。
■おぼえておきたい混合質量%
このアルカリシリカ反応に関する問題も、
混合材である高炉スラグの混合質量%、そして
フライアッシュセメントの混合質量%の数値が、
曖昧な知識となり、自信を持って解答できるか否かの
差がつくポイントとなります。
まとめると、下記です。
■高炉セメントB種またはC種
高炉セメントB種または高炉セメントC種
高炉セメントB種の場合は、40%以上の混合量のものが
アルカリシリカ反応抑制セメントとなります。
フライアッシュセメントB種またはフライアッシュセメントC種
これも、フライアッシュセメントB種の場合は、15%以上の混合量のものが
アルカリシリカ反応抑制セメントとなります。
■高炉セメント・フライアッシュセメント
なお、補足ですが、
高炉セメントは
A種 5~30%
B種 30超~60%
C種 60超~70%
フライアッシュセメントは
A種 5~10%
B種 10超~20%
C種 20超~30%
以上の混合量で、A種からC種まで分かれます。
こうした数値を確実に暗記しておくことは、
確実な合格には必要です。
よく暗記しなくても理解しておけばよい、
とか、どこに何が書いてあるかわかっていればよいと
いわれますが、それは実務の話ではそうかもしれませんが、
テストにおいては、
絶対に違います。
かならずこうした数値は暗記しておいたほうが、
合格に近づきます。
しっかり暗記しておきましょう。
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