【2017年講習】コンクリート技士試験対策|過去問題と最新情報!①

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2017年度コンクリート技士更新講習にて

先日、コンクリート技士の更新講習がありましたので、
早速いってまいりました。

コンクリート技士として、
最新の情報に触れるという意味では、
重要な講習だったようにおもいます。

時間が1日しかないわりに、
講習資料が、194ページもある膨大なもの
でしたので、詳細な説明とまでは
いきませんでしたが、
ひととおり、変わっったところなどを
把握するには十分な講習であったようにおもいます。

過去問題と最新情報

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さて、今回は、コンクリート技士
更新講習をうけたわけですが、
過去問だけでは対応できない部分。
もしくは、最新の情報がないために
間違えてしまう部分。

こういったところが
講習をとおして、学ぶこともできましたので、
今回過去問題および、最新情報対策として
コンクリート技士の資格試験を今年
受験される方のために
まとめておきたいとおもいます。

 

主なコンクリート技士最新ポイント

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コンクリート技士の試験に関わるものとして
重要なポイントは、大きくは、下記のもの。

講習資料を先輩などから
見せてもらえる人もいるかもしれませんので、
2017年度版の資料の
参考ページも掲載しておきます。
まずは、今回は、セメントに関する最新情報のまとめです。
最新といっても、数年前の変更も含みますが、
過去問題を古いものをやっている人に
とっては、重要なポイントとなる可能性があるので、
のせておきます。

 

1.<<2009年11月20日改正>>
ポルトランドセメントと普通エコセメントの
少量混合成分の規格値

0以上5以下(質量%)

=資料p1

 

2.<<2009年11月20日改正>>
高炉スラグの塩基度

1.60以上(質量%)

=資料p2
高炉水砕スラグと、コンクリート用高炉スラグ微粉末
の2つを規定し、高炉水砕スラグとは、急冷砕したもの。

 

3.<<2009年11月20日改正>>
フライアッシュ

JIS A 6201に規定するⅠ種またはⅡ種。

=資料p2

 

4.<<2009年11月20日改正>>
 強熱減量

⇒普通ポルトランドセメント
早強ポルトランドセメント
超早強ポルトランドセメント
高炉セメントA種、B種、C種
シリカセメントA種
フライアッシュセメントA種
普通エコセメント

このいずれセメントに対しても、
改正前は、3.0%以下となっていたものが、
改正後は、5.0%以下となりました。

=資料p3
シリカセメントB,C種
そして、
フライアッシュセメントB種、C種
に関しては、強熱減量の規定はない
という例外もあるので
こうしたこともしっかりおぼえておきましょう。

<<※2021年8月21日追記>>

今年のコンクリート技士試験の更新講習にてシリカヒュームの強熱減量の規格値が5%から4%に下がったということが確認テストでも出題されていた。これは諸外国ではシリカヒュームの試験時に湿分を除去して乾燥させた状態で試験を行っているという現状に対応したものということです。

国内でサンプル調査をおこなってシリカヒュームの湿分が1.0%以下であることを確認したことから、5.0%→4.0%としたとのことです。なお、シリカヒュームは主に高強度コンクリートに適用されています。このことからも重要視されたい変更点です。

 

本日はこれくらいで。。。

今年のコンクリート技士試験まであと
3ヶ月程度となりました。

気合をいれて過去問題をこなし、
最新情報にも触れていきましょう。

まだ、勉強法のコツを学んでない方は、
こちらをチェックしてください。

コンクリート技士勉強方法