コンクリート技士試験過去問ポイント【C₃Aアルミン酸三カルシウム】



アルミン酸三カルシウム



コンクリート技士試験の
前半によく出てくるセメントの
構成内容に関する問題で、
セメントを構成する
クリンカー4つの中で
アルミン酸三カルシウムに関する知識が
抜け落ちがちです。



ちなみに、クリンカーとは、
セメントの原料をキルン等で焼成してえられた
かたまりのことをいいます。




クリンカー


このアルミン酸三カルシウムとは、C₃A と記載し、
これが多いほど水和熱が大きくなります。


水和熱が大きくなる関係で、



中庸熱セメント
低熱セメント
耐硫酸塩セメント




において、それぞれ
8,6,4%の上限規定があります。



このアルミン酸三カルシウムが
多いと水和熱が大きくなるということ。



これがポイントです。



こうしたことをしっかりおぼえておきましょう。



コンクリート技士試験過去問中心効率勉強法